前回の記事で、使い切れなかったアロマオイルの活用法を書きました。
古くなってしまって、肌には使えなくても、いろいろな使い道があることがわかりました。
これは、他にも余っているものの活用法を考えてみよう!と思い、ふと目に入ったのがシアバターの缶。
3年ほど前に買い、途中まで使ったまま、ずっと洗面所の棚に入っていたのでした。
使い切らなきゃ、と思いながら時が経ち、もう古くなったから使えないな〜、でも捨てるにはしのびない……と迷いながら、そのままになっていました。
しかし、それもこのブログを始めて、ゴミゼロ生活、ゼロ・ウェイストを実践するからには、捨てない方法を考えよう!
ということで、今回は余ったシアバターの活用法です。
シアバターの使用期限
そもそも、シアバターの使用期限ってどれくらいなのでしょうか。
ロクシタンのホームページには、こんな風に書いてあります。
使用期限はどのくらいですか?
一般的に化粧品の使用期限は未開封の状態で製造から3年、開封後は半年~1年が目安です。ただし、使用期限が記載された製品については使用期限内にご使用ください。開封後は早めにお使いきりください。
これは、シアバターに限ったことではなく、化粧品全般についての話ですが、シアバターもこれに準ずると考えていいでしょう。
以前、ロクシタンの方に聞いたときは、「シアバターは開封したら半年程度で使い切ったほうが良い」と教えていただきました。
ちなみに、未開封の場合の使用期限は、缶の側面に印字されています。
我が家のシアバターの期限は、2016年5月……はい、とっくに切れていますね。
酸化したシアバターは、肌には使えない
言い訳でしかありませんが、シアバターのこの缶、かなり大きいので、なかなか使い切るのが難しかったのです。
しかし、これだけ時間が経ってしまっていると、酸化してしまっている可能性がとても高いのです。
もともとは無臭のはずのシアバター、臭いを嗅ぐと、うっすら油っぽい臭いがしています。
色も、本来は真っ白のはずが、少し黄色っぽくなっています。
この臭いと色が、酸化を見分けるポイントのようです。
酸化してしまったものを肌につけるのは、肌荒れのもと。
それでは、何かいい活用法はないのでしょうか。
今回も探してみました。
活用法その1: 革製品や靴を磨くのに使う
シアバターは油なので、革製品や靴を磨くのに使えます。
布に少量つけて、皮磨き・靴磨きクリームと同じように使ってみましょう。
(ただし、最初は目立たない場所などで試してみて、大丈夫そうか確認しましょう!)
実際に、シアバターを使った皮用のクリームも売っているようです。
とはいえ、そんなに磨く革製品がたくさんあるわけでもなく、これだけだと限界があります。
そこで、もう一つ。
活用法その2:ヘアワックスとして使う
ヘアワックスの代わりに使えば、毎日使うからすぐに使い切れそう!
実際に、シアバターをヘアスタイリングに使っている人は大勢いるようです。
でもこれって、酸化してないシアバターの使い道でしょ?
と思ったのですが、どうやら髪には酸化したシアバターでも大丈夫という話を見つけました。
このブログを書いている方はコスメクラフト講師で、「髪には酸化したシアバターがよく効く(上記ブログページより引用)」とおっしゃっています。
これは、試してみるしかない!ということで、さっそく髪に使ってみました。
うすーくつけても、髪が少しウェットな感じになります。
普通のワックスとほとんど変わらず、いい感じです。
2日間使っていますが、特に髪や肌に異常は出ていません。
これはいける!ということで、酸化したシアバター、ヘアワックスとして使い切ることになりました。
決して、オススメの使い方とは言えませんが……お肌や髪が丈夫な方は、試してみてもいいかもしれません。
シアバターの使い道
当然のことですが、消費期限が来る前に、きちんと使い切るのが大切ですね。
古くなる前なら、本当にたくさんの使い道があります。
こちらの公式ページには、なんと50通りの使い方が紹介されています。↓↓↓
顔やボディケアはもちろん、ネイルケアや肘のケアなどにも使えます。
また、髪に使えばトリートメント効果もあり、パックやクレンジングにも使え、本当に万能です。
これ一つあれば他のアイテムを買わなくて済むし、実はゼロ・ウェイスト的にもオススメアイテムなのでは?!
みなさんはぜひとも、私のように期限が切れてしまう前に、いろんな形で活用して、使い切ってくださいね!