今回も、家にある余ったアレの再利用を考えてみます。
これまで、アロマオイル、シアバターと活用法を調べてきましたが、今回取り上げるのは保冷剤。
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みなさんのおうちにも余ってないですか?だんだん増えて冷凍庫を圧迫し始める、アイツです。
今までは捨てていたのですが、なんと、意外な活用法があることを知りました。
活用法その1:保冷剤の中身を消臭剤にする!
意外な活用法というのがこれ。
なんと、保冷剤の中身を使って、消臭剤を作れるんだそうです。
保冷剤の中身って考えたことがありませんでしたが、90%以上は水、残りは水を固める高吸収性ポリマーなのだそうです。
保冷剤の中身にはどんなものが入っているの?
保冷剤の主成分は水で製品の98%を占めます。残りの成分は高吸水性ポリマーです。
高吸水性ポリマーは水を固める性質があり、紙オムツなどに使われています。
この高吸収性ポリマーというのは表面に凹凸があり、匂いを吸着してくれるため、市販の消臭剤の基材にも使われているようです。
(高吸収性ポリマーを使っていない保冷剤もあるので、表面の表示を確認してください。)
今回の消臭剤は、基本的には、保冷剤の中身にアロマオイルを混ぜるだけです。
ここでも、古くなったアロマオイルが活躍してくれますね!
保冷剤を使った消臭剤の作り方
消臭剤を作るにあたって、参考にした記事はこちら。↓↓↓
用意するものはたったこれだけです。
容器(写真はジャムの空き瓶です)、アロマオイル、そして保冷剤。
あと、混ぜるためのスプーンなどがあるといいと思います。
色をつけて楽しみたい場合は、水性のサインペンや絵の具も用意してください。
混ぜる道具は、オイルの匂いがつくので、食事用でないものにしましょう。
ちなみに、ジャムの瓶についているラベルは、ドライヤーで温めると簡単に剥がれます!
作り方:
- 保冷剤は解凍しておきましょう。
- 今回は水性のサインペンで色をつけるので、先に瓶の内側に好きな色を塗っておきます。
(少しできれいに色が出ます)
絵の具であれば、保冷剤を入れてから色づけするといいでしょう。
- 保冷剤の中身を容器に入れます。
いい感じに色がつきました。
- アロマオイルを数滴入れます。
- スプーンなどでよく混ぜます。
装飾用に、ビーズやスパンコールを入れて、リボンをつけてみました。
以上!
5分もかからずにできてしまいました!
お子さんが手を触れないところに置いてくださいね!
我が家は、トイレの棚の上に置くことにしました。
水分が蒸発してカラカラになったら、また水とアロマオイルを足して、再利用が可能らしいです。
活用法その2:旅行中の植物の水やりに使う
旅行中など、植物に何日も水やりができないときにも、保冷剤の中身が使えます。
鉢植えの土に保冷剤を撒いて、上から土を被せておきます。
そうすると、土の中の水分の蒸発を防いでくれ、また、保冷剤から少しずつ水分が滲み出てくれるそうです。
2、3日の旅行なら、これでもってくれるみたいです。
これもいいですね!今度旅行に行くときは、やってみようと思います。
活用法その3:切り花のオアシスに使う
花瓶や花器に入れて、切り花のオアシス代わりに使うという方法もあります。
保冷剤の中身を水と同じように入れて、茎をそこに刺すだけです。
水よりも弾力があるので、花が安定しやすいかもしれませんね。
水分が減ってきたら、足すのを忘れずに。
活用法その2とその3は、こちらの記事を参考にしました。↓↓↓
活用法その4:寄付する
ご存知でしたか?
実は保冷剤って寄付できるんです。
「国際社会支援推進会 ワールドギフト」では、不要になった保冷剤・アイスノン・氷枕の寄付を受け付けています。
寄付された保冷剤等は、途上国の病院などで使われるみたいです。
保冷剤・アイスノン等を海外病院への寄付等に役立てます。氷枕・水枕など寄付リサイクル回収(ワールドギフトHP)
大量に余ってしまっているときには、寄付を考えてもいいかもしれません。
保冷剤のReuse(リユース)
今回の取り組みは、ゼロ・ウェイストの「5R」の「Reuse(リユース)」に当たります。
90%以上を水が占めている保冷剤、多くの自治体では可燃ゴミとなるようですが、燃やすためにエネルギーをたくさん必要とします。
すでにたくさん家にある!という私のような方のために、再利用の方法をご紹介しました。
どれも手軽なので、ぜひやってみてくださいね。