先日、古くなって酸化したシアバターの使い方を記事にしました。
革製品を磨くのに使ったり、ヘアワックス代わりに使ったり、という活用法をご紹介しましたが、どうもイマイチ。
なので、石鹸作りに使ったらどうだろう?ということで、試してみました。
ついでに、これまた3年ほど前に買って、使い切れなかった馬油も一緒に使うことに。
いったいどれだけのクリームやオイルが、我が家には眠っているんでしょう……。
簡単な石鹸手作りアイテム
前々から石鹸を手作りしてみたいと思ってはいたものの、劇薬扱いの苛性ソーダを買うのは、子供が小さいこともあり、ためらっていました。
そこで、いろいろ探してみて、見つけたのがこちらの商品。
ペットボトルに入れて水と廃油と混ぜるだけで、石鹸ができるというものです。
今回は廃油でなくシアバターと馬油ですが、果たしてうまくいくのでしょうか。
パッケージの隅に、(パッケージ、ダサくてごめん、簡易包装に徹しています)と書いてあるのも微笑ましいです。
「フレ!フレ!リサイクル」を使った石鹸の作り方
ではさっそく、作ってみます。
こんな袋が4包セットになっています。
1包に対して、100gの廃油を使います。
これも水に溶かすと強アルカリ性になるため、肌や目に触れたり、吸い込んだりすることのないように、マスクと手袋、メガネは必須です。
作り方:
- 空のペットボトルに、水を50ml入れ、「フレ!フレ!リサイクル」を1包入れます。
- 蓋をしめて振り、粉を水によく溶かします。
このとき、化学反応で熱くなります。
- 本来は廃油100gを使いますが、ここではシアバターと馬油を使いました。100gに足りなかったため、植物油を足しています。シアバターと馬油を溶かすため、湯せんにしました。
- 3をペットボトルに加え、よく振って混ぜます。休憩を挟みつつ、10分ほど振り続けます。とろみが出るまで振ります。今回はとろみが足りませんでした。一気にシャカシャカやるよりも、時間をかけて混ぜることが大切なようです。
- 型に入れ、固まるまで数日放置します。私は、空になったシアバターの缶に入れました。
- 油分と分離してしまったら、固まる前に混ぜます。数日で分離してしまったので、混ぜたものです。シアバターの成分?が固まってしまったので、湯せんで溶かして混ぜました。やっぱり、廃油だけで作ったものより、ザラザラしてますね……。
- 固まったのち、1ー2週間熟成させると、刺激が少なくなるそうです。うまく熟成してくれることを祈ります。
手作り石鹸の使い道
こちらの石鹸、古いシアバターと馬油を使っているので、体を洗うのには使えません。
廃油で作っても同じですね。
熟成したら、食器洗いや掃除、洗濯に使おうと思います。
スポンジにつけて泡だてたり、歯ブラシなどに直接つけて掃除するといいそうです。
こちらのサイトを見ると、けっこう洗浄力はいいようですね。↓↓↓
壁や家具を磨くのにも使ってらっしゃいますね!
実際に使ってみた感想も、今度こちらで紹介しようと思います。
熟成したらどんなになるのか、今から楽しみです!
石鹸作り、簡単でした
この「フレ!フレ!リサイクル」を使ったら、簡単に石鹸作りができました。
ただ、本来廃油を使うものなので、今回のようにシアバターなどの固形物は混ざりにくいかもしれません。
オリーブオイルやホホバオイルなどで作れば、お肌にいい石けんが作れそうですね。
また、ここに香りづけでアロマオイルを入れれば、油の臭いも軽減されますね。
次は、廃油で石けん作りをしてみようと思います!
※2018年9月12日追記:
チルルさんがブログで、この記事と「フレ!フレ!リサイクル」を取り上げてくださいました!ありがとうございます!
この商品を販売している「ねば塾」さんは、障害のある方たちの経済的自立を目指して作られた会社なんだそうです。
そういう視点からも、応援したくなる商品ですね!