ゴミゼロ生活、ゼロ・ウェイストを宣言した以上、避けて通れないのが、コンポスト。
生ゴミを分解してくれるなんて、夢のようですが、やっぱり初心者には敷居が高いです。
でも、ゴミゼロ生活を始めて1ヶ月、全然ゴミが減っていないので、ここらでしっかりゴミの削減をしなければ!と決意しました。
コンポストの不安材料
やってみたいけれど、敷居の高い理由はたくさんありました。
- そもそもやり方がわからない
- マンションで、庭がない
- 生ゴミが堆肥化されても、その堆肥の使い道がない
- 置き場所に困る
- 臭いがしそう
- 虫が湧きそう
- ちゃんと分解されるのか心配
- 道具を買うと、お金がかかりそう
といったところでしょうか。
私が知っているタイプのコンポストは、庭の土に埋めるというものだったので、マンションではできないのでは?と思っていました。
しかも、失敗して虫が湧いたりしたら、ショックで二度とやる気になれなそうです。
コンポストの選択肢
それでも調べてみると、マンションでもできて、初心者にもできそうなコンポストがいくつかあることがわかりました。
電動式コンポスト
これは、電気の力で生ゴミを処理し、高温で乾燥させてゴミを減量したり、低温で微生物による分解を加速させて肥料を作ったりできるタイプです。
キッチンに置けて、臭いや虫もしっかりシャットアウトしてくれそうだし、何より失敗がなさそうです。
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ただ、デメリットとしては、
- 価格が高い(多くの自治体で生ゴミ処理機購入費用の助成金が出ますが、それでも高いです。)
- 作動中の音がうるさそう
- 電気代がかかる
といった点があり、初心者が気軽に始めるには、ハードルが高めです。
電気を使わないコンポスト
電気を使わず、微生物の力で生ゴミを分解するタイプです。
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電動タイプに比べると、毎日中身をかき混ぜたり、基材を定期的に交換したり、微生物の働きを助ける食材を入れたり……と、手間はかかりますが、比較的安く、見た目もすっきりしています。
デメリットは、
- 電動タイプよりは安いが、それでもややお高め
- お手入れの手間がかかる
- 臭いがどれくらいカットできるのか心配
といったところでしょうか。
段ボールコンポスト
段ボールを使った簡易なコンポストで、「ダンポスト」が有名です。
なんといっても安くて、手軽に始められそうな点が魅力です。
デメリットとしては、
- 臭いが防げなそう
- 虫が湧きそう(防虫ネットをかけることで防ぎます。)
- ベランダに置くので、雨に弱いのが心配
- 見た目がイマイチ
- 使い終わったときに、段ボールのゴミが出る
といったところです。
手作り段ボールコンポスト
ダンポストを見ていると、自分でも作れそう!と思いますよね。
実際、手作りしている方はたくさんいます。
必要なのは、段ボールの箱、基材となる土、混ぜるためのスコップ、虫除けカバーくらいです。
コストも少なく、子供と一緒に作れます。
デメリットは、
- 二重構造の厚手の段ボール箱が必要
- 土を買ってくるのが重い(都会なので、電車で運びます……。)
そして、上の「ダンポスト」と同様に、
- 臭いが防げなそう
- 虫が湧きそう(防虫ネットも手作りします。)
- ベランダに置くので、雨に弱いのが心配
- 見た目がイマイチ
- 使い終わったときに、段ボールのゴミが出る
といったことが懸念されます。
我が家の選択
どのコンポストも一長一短で、導入するのに二の足を踏んでいました。
でも、やはり可燃ゴミの多くを占める生ゴミを減らしたい!との思いで、導入を検討し始めました。
これは夫にも相談しよう……と話してみたところ、「ゼロ・ウェイストのブログをやっているなら、新しく買うより、あるものを活用すべきでは」との意見。
ごもっとも。じゃあ手作りしよう!となりました。
でも、段ボールのコンポストはいろいろ不安材料が。
万が一、虫や臭いが出てしまったら、近所の方の迷惑になってしまいます。
家にあるものを使って、デメリットを解決するコンポストは作れるのでしょうか?!
週末にチャレンジして、その成果をまたご紹介しますね!
お楽しみに。