まだコンポストを初めて数日。
発酵を開始するまでに1週間ほどかかるという話もあり、果たしてこれでうまく行っているのか、まだ判断できません。
これで、毎日の生ゴミを捨てなくて済むようにしたいものです。
とはいえ、まずは生ゴミを減らすことが先決。
今日は、ここのところ気になっている、フードロス(食品廃棄)について。
フードロスを減らすためのレシピについて、考えてみました。
「フードロスを減らすレシピ」とは
例えば、白菜やキャベツがまだ半分野菜室に残っている。
忙しくて、いろんな野菜を使い切れずに、少しずつ残っている。
間違って、まだストックがあるのに牛乳を買ってしまった。
そんなときに、その食材が傷んでしまう前に、救うための「知恵」。
それが、「フードロスを減らすレシピ」だと私は思います。
私は料理上手ではないので、いろんなレシピがさっと出てくるわけではありません。
仕事が終わって子供を保育園に迎えに行ってから、手の込んだ料理を作る余裕もありません。
でも、傷みそうな食材があるときに、簡単で便利なレシピをいくつか知っているだけで、フードロスを避けることができると思いました。
では、具体的なレシピをご紹介します。
レシピ1:具だくさん味噌汁
これは、料理研究家の土井善晴さんが提唱されている「一汁一菜」という考え方のもとに紹介されている「知恵」です。
土井さんは『一汁一菜でよいという提案』という本を出していて、その中で具だくさんの味噌汁を作るということを提案しています。
味噌汁の中にいろんな野菜やベーコンなどのタンパク質も入れ、一つで「一汁」かつ「一菜」の役割を持たせるというものです。
これはもともと、 忙しい人の料理の手間を減らすという主旨で、たくさんの料理を作らなくても、ご飯と具だくさん味噌汁だけでいい、という考え方です。
この考え方に触れて、これまでの味噌汁への自分の思い込みがなくなりました。
お味噌汁に、ブロッコリーやベーコンなど、これまでだったら入れないようなものでも入れて、「一菜」にしてしまうのです。
これをフードロスを減らすために活用できる、と思いました。
- 少しずつ残っている野菜、または大量に残っている野菜
- 余っているハムやベーコン、肉、魚
- 賞味期限の近い乾物や缶詰
これらをまとめて味噌汁にしてしまえば、傷む前に使い切れます!
私が作ったのは、こんな感じでした。
- 余っていた白菜、ナス、小松菜と、ハム・ベーコンを入れた味噌汁
※ハムやベーコンは塩分があるので、味噌を少なめに入れてください。 - 同じく余っていた大根、干し椎茸、キャベツ、出汁に使った煮干し
これだけいろんなものを入れても、きちんと形になる味噌汁ってすごいなーと思います。
具だくさん味噌汁、応用すれば、鶏がらスープを使って中華風、コンソメを使って洋風スープにもできますね!
レシピ2:炊き込みご飯
これまた、多様な具を入れられて、おいしく食べられるレシピです。
- 余った野菜
- 余った肉や魚
- 余った刺身(炊き上がったらほぐして混ぜる)
- 賞味期限の近い乾物や缶詰(ツナ缶、切り干し大根など)
- 余った薬味(生姜、ネギ、大葉など)
米の上に具をのせて、醤油、酒、塩を入れ、分量まで水を入れて炊飯すれば、簡単に出来上がるのもいいところ。
私は、一番上に出汁パックを乗せて炊飯していますが、この中身を開けて、具として食べることもできます。
また、お味噌汁などの出汁を取った残りの昆布や鰹節なども、小さく切って入れられます。
私が先日作った炊き込みご飯はこちら。
- ずっと放置していたパック入りのひじきと大豆、余っていたニンジン、鰹節、賞味期限の近いツナ缶、梅干し、出汁パック
レシピ3:カレー
言わずと知れた、食材消費レシピの代表格、カレーです。
具材としていろんな食材を入れることはもちろん、ルーに混ぜることで、食材をたくさん使うことができます。
食材別に、簡単にレシピをご紹介します。
- トマトカレー
意外と余りやすいミニトマトを大量に使って、カレーを作れます。
玉ねぎと肉を炒めたあと、ミニトマトを炒めて潰します。
そこにカレールウを入れるだけ。
もちろん、大きいトマトやトマト缶でも同じように作れます。
トマトの水分が出るので、水を加えなくても大丈夫です。
詳しくは、こちらのサイトからどうぞ。↓↓↓
- ほうれん草・小松菜のグリーンカレー
ほうれん草や小松菜が余っているときに。
茹でてからミキサーにかけて、ペースト状になったほうれん草・小松菜を、カレールウやトマトと一緒に煮込むだけ。
レシピ4:ぎゅうぎゅう焼き
こちらも、有名なレシピですよね。
レシピを作った村井理子さんも、「なにも作りたくないなぁという気分のときに」と言っているくらい、簡単なのに見栄えのする料理です。
これまた、なんでもオーブンのバットに詰め込んで、焼くだけです!
- 大きい肉から、ハムやソーセージ、魚まで
- 余っている野菜
- パンを乗せて焼くのもアリ!
作り方を簡単にご説明。
- オーブン用のバットに好きな具材をぎゅうぎゅうに詰める。
- 上からたっぷりとオリーブオイルを回しかける。
- 塩で味付けし、ローズマリーなどのハーブを散らす。
- そのあとオーブンへ!
これだけで、お客さんにも出せる料理ができてしまうのがうれしいですね!
簡単においしく、フードロスを減らそう
今回は、「フードロスを減らすレシピ」第一弾として、4つのレシピをご紹介しました。
とにかく簡単で、おいしく、しかも楽しく食べられるレシピを集めたつもりです。
余った食材を前に、それを使えるレシピを必死に考えたり検索したりしなくても、これらのレシピを応用すれば、たいていのものは消費できますよね。
私も、これらのレシピを活用して、我が家のフードロスを減らしていこうと思います。
みなさんも、よかったらお試しあれ!