ゴミゼロ生活への道

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フードロス(食品廃棄)を減らすレシピ①:日常レシピ編

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まだコンポストを初めて数日。

www.zero-waste-life.com

発酵を開始するまでに1週間ほどかかるという話もあり、果たしてこれでうまく行っているのか、まだ判断できません。

これで、毎日の生ゴミを捨てなくて済むようにしたいものです。

とはいえ、まずは生ゴミを減らすことが先決。

今日は、ここのところ気になっている、フードロス(食品廃棄)について。

フードロスを減らすためのレシピについて、考えてみました。 

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「フードロスを減らすレシピ」とは

例えば、白菜やキャベツがまだ半分野菜室に残っている。

忙しくて、いろんな野菜を使い切れずに、少しずつ残っている。

間違って、まだストックがあるのに牛乳を買ってしまった。

そんなときに、その食材が傷んでしまう前に、救うための「知恵」

それが、「フードロスを減らすレシピ」だと私は思います。

 

私は料理上手ではないので、いろんなレシピがさっと出てくるわけではありません。

仕事が終わって子供を保育園に迎えに行ってから、手の込んだ料理を作る余裕もありません。

でも、傷みそうな食材があるときに、簡単で便利なレシピをいくつか知っているだけで、フードロスを避けることができると思いました。

では、具体的なレシピをご紹介します。

 

レシピ1:具だくさん味噌汁

これは、料理研究家の土井善晴さんが提唱されている「一汁一菜」という考え方のもとに紹介されている「知恵」です。

土井さんは『一汁一菜でよいという提案』という本を出していて、その中で具だくさんの味噌汁を作るということを提案しています。

味噌汁の中にいろんな野菜やベーコンなどのタンパク質も入れ、一つで「一汁」かつ「一菜」の役割を持たせるというものです。

これはもともと、 忙しい人の料理の手間を減らすという主旨で、たくさんの料理を作らなくても、ご飯と具だくさん味噌汁だけでいい、という考え方です。

 

kokocara.pal-system.co.jp

この考え方に触れて、これまでの味噌汁への自分の思い込みがなくなりました。

お味噌汁に、ブロッコリーやベーコンなど、これまでだったら入れないようなものでも入れて、「一菜」にしてしまうのです。

これをフードロスを減らすために活用できる、と思いました。

  • 少しずつ残っている野菜、または大量に残っている野菜
  • 余っているハムやベーコン、肉、魚
  • 賞味期限の近い乾物や缶詰

これらをまとめて味噌汁にしてしまえば、傷む前に使い切れます!

私が作ったのは、こんな感じでした。

  • 余っていた白菜、ナス、小松菜と、ハム・ベーコンを入れた味噌汁
    ※ハムやベーコンは塩分があるので、味噌を少なめに入れてください。
  • 同じく余っていた大根、干し椎茸、キャベツ、出汁に使った煮干し

これだけいろんなものを入れても、きちんと形になる味噌汁ってすごいなーと思います。

具だくさん味噌汁、応用すれば、鶏がらスープを使って中華風、コンソメを使って洋風スープにもできますね!

 

レシピ2:炊き込みご飯

これまた、多様な具を入れられて、おいしく食べられるレシピです。

  • 余った野菜
  • 余った肉や魚
  • 余った刺身(炊き上がったらほぐして混ぜる)
  • 賞味期限の近い乾物や缶詰(ツナ缶、切り干し大根など)
  • 余った薬味(生姜、ネギ、大葉など)

米の上に具をのせて、醤油、酒、塩を入れ、分量まで水を入れて炊飯すれば、簡単に出来上がるのもいいところ。

私は、一番上に出汁パックを乗せて炊飯していますが、この中身を開けて、具として食べることもできます。

また、お味噌汁などの出汁を取った残りの昆布や鰹節なども、小さく切って入れられます。

私が先日作った炊き込みご飯はこちら。

  • ずっと放置していたパック入りのひじきと大豆、余っていたニンジン、鰹節、賞味期限の近いツナ缶、梅干し、出汁パック

 

レシピ3:カレー

言わずと知れた、食材消費レシピの代表格、カレーです。

具材としていろんな食材を入れることはもちろん、ルーに混ぜることで、食材をたくさん使うことができます。

食材別に、簡単にレシピをご紹介します。

  • トマトカレー
    意外と余りやすいミニトマトを大量に使って、カレーを作れます。
    玉ねぎと肉を炒めたあと、ミニトマトを炒めて潰します。
    そこにカレールウを入れるだけ。
    もちろん、大きいトマトやトマト缶でも同じように作れます。
    トマトの水分が出るので、水を加えなくても大丈夫です。
    詳しくは、こちらのサイトからどうぞ。↓↓↓

    news.livedoor.com

  • ほうれん草・小松菜のグリーンカレー
    ほうれん草や小松菜が余っているときに。
    茹でてからミキサーにかけて、ペースト状になったほうれん草・小松菜を、カレールウやトマトと一緒に煮込むだけ。

    www.lettuceclub.net

 

レシピ4:ぎゅうぎゅう焼き

こちらも、有名なレシピですよね。

レシピを作った村井理子さんも、「なにも作りたくないなぁという気分のときに」と言っているくらい、簡単なのに見栄えのする料理です。

これまた、なんでもオーブンのバットに詰め込んで、焼くだけです!

  • 大きい肉から、ハムやソーセージ、魚まで
  • 余っている野菜
  • パンを乗せて焼くのもアリ!

news.cookpad.com

作り方を簡単にご説明。

  • オーブン用のバットに好きな具材をぎゅうぎゅうに詰める。
  • 上からたっぷりとオリーブオイルを回しかける。
  • 塩で味付けし、ローズマリーなどのハーブを散らす。
  • そのあとオーブンへ!

これだけで、お客さんにも出せる料理ができてしまうのがうれしいですね!

 

簡単においしく、フードロスを減らそう

今回は、「フードロスを減らすレシピ」第一弾として、4つのレシピをご紹介しました。

とにかく簡単で、おいしく、しかも楽しく食べられるレシピを集めたつもりです。

余った食材を前に、それを使えるレシピを必死に考えたり検索したりしなくても、これらのレシピを応用すれば、たいていのものは消費できますよね。

私も、これらのレシピを活用して、我が家のフードロスを減らしていこうと思います。

みなさんも、よかったらお試しあれ!