7月に入りました。都内では毎日のように雨が続いています。
さて、外出自粛期間中に我が家の傘が3本も壊れてしまったので、修理に出してきました。
元々別にお高い傘でもないのですが、ゴミとして捨てるには、まだまだ使えるので、ゼロ・ウェイストの観点からも修理をすることにしました。
以前、靴の修理もして、きれいに仕上がったことに感動しましたが、今回はどうでしょうか。↓↓↓
傘のゴミの現状とともに、レポートします。
年間なんと6,500本!使い捨てられるビニール傘
実は、傘って日本中で大量に捨てられている困りものだって、ご存知でしたか?
急な雨に降られると、ついつい買ってしまいがちなビニール傘。
1本数百円と安いので、一度買ったらそのまま使わないという人も多いそうです。
さらに、安いだけあって壊れやすいので、すぐ捨てられてしまいます。
年間でなんと、6,500本ものビニール傘が捨てられているのだそうです。
そしてこのビニール傘、 捨てられた後の処分も大変という、困りものなのです。
ビニール傘の多くは材質が一定でなかったり、強力な接着剤が使われていて鉄とプラスチック部分の分別が難しく、リサイクルには適していないというのです。
NHK『未来スイッチ』「ビニール傘 使い捨ての現実」HPより引用
https://www3.nhk.or.jp/news/special/miraiswitch/article/article25/
リサイクルもしづらく、環境に大きな負荷をかけることになってしまいます。
傘はゴミ出しも大変
自分が捨てるときも、実は分別もちょっと厄介です。
金属やプラスチックと布などが使われていて、これを分解して捨てなければいけません。
骨組みから布を切り離して、骨組みはまとめて縛るなどして、「金属ゴミ」「燃えないゴミなど、自治体の分別に応じてゴミ出しする必要があります。
www.city.sagamihara.kanagawa.jp
よく、道端や公園のゴミ箱などに、壊れたビニール傘が捨てられているのを見かけますが、これも分別して捨てるのが面倒な人が捨てているのかもしれませんね。
できるだけ、傘は大切に使いたい
というわけで、ゼロ・ウェイストを考えれば「ビニール傘は使わない」という選択をすることになります。
多少お値段が張っても、丈夫で長く使える傘を買いたいものです。
そして、一度買った傘は、大切に使い続けるというのが基本になると思います。
我が家も、家族3人分の傘があり、さらに私の日傘や折り畳み傘……と、たくさんの傘を持っています。
でも、これを最小限として、大切に使おうと思いました。
通常の傘は8本の骨ですが、最近は折れにくい12本や16本の骨がある傘も出てきています。
8本の傘よりもきれいにたためるというのもメリットです。
ただ、16本は「重い」ということなので、12本くらいがいいかもしれませんね。↓↓↓
傘が3本も壊れる
さて、そんな中、4月から5月の外出自粛期間中、我が家の傘が3本も壊れているのを発見しました。
おそらく、全部がその期間に壊れたのではないと思いますが…。
壊れているところの写真を撮り忘れてしまいました(汗)
骨が曲がったり、金具がとれてしまったりしていました。
自粛期間中は近くのお店も閉まっていたので、壊れた傘でじっと我慢をして、
ようやく緊急事態宣言が解除されたところで、傘のお直しをしてくれる店舗を探しました。
そうしたら、MISTER MINITでやっているのを見つけたんです。↓↓↓
靴だけでなく、傘も修理してくれるんですね!
他にも、店舗によってはバッグの修理やスマホの液晶割れの修理なんかもしれくれるようです。
そこで早速、傘を3本持って修理に出してきました。
お店の方によると、傘の修理の場合は、合う部品があるかどうかに左右されてしまうとのこと。
なので、一度預けて、受け取りの際に修理できたかどうかお知らせします、とのことでした。
しっかり修理できてました!
さて、3本全部修理できたのか、ドキドキしながら受け取りに行ったところ、全部できていました!
部品の色がちがったりということはありますが、それほど気になりません。
こんな感じで直りました!
1. 金具が外れた傘
これは単純で、骨をつないでいた金具が取れてしまっていたものです。
他のパーツとの違いがわからないくらいに直りました!。
2. 骨が曲がってしまった傘
こちらは、曲がってしまった関節部分に別の金具を入れ、強化してくれました。
これも、どこが変わったのかわからないくらいです。
3. 骨の一部が外れてしまった傘
これが一番重傷でした。
折り畳み傘の骨の一部が外れてしまったので、その部分を取り替えてくれました。
色は違ってしまいましたが、晴雨兼用でよく持ち歩いていたので、直ってくれてうれしいです。
修理は1日かからずにできるそうです。
修理の種類によって、500円や1,000円など、費用が異なります。
傘のプロがいるお店も
ちなみに、調べてみたら、「アンブレラマスター」なる資格を持った方もいるようです。
アンブレラマスターの条件は、
●洋傘製品の種類や、主な機能、素材、製造技術~特長や魅力および正しい使い方、ケアー方法、修理時の対応等に精通していること
●これらの知識に基づきお客様が求める情報、製品、サービスを適切に提供できること日本洋傘振興協議会HPより引用
http://www.jupa.gr.jp/pages/about_masters
ということですので、修理の相談もできそうですね。
自分で修理するキットもあります
また、DIYに自信のある方は、自分で修理することもできます。
こちらの会社の商品で、いろいろな種類があります。↓↓↓
男の子のお子さんがいると、「すぐ傘を壊してくる……」という話も聞くので、修理グッズを常備しておくと便利かもしれませんね!
我が家でも、傘を留めるベルトが壊れたものが一本あるので、それはこちらの商品で直そうと思います!↓↓↓
急な雨には、シェアリングサービスを
最後に、便利な傘のシェアリングサービスをご紹介。
急な雨に降られたとき、傘を買う前に、借りればいいんです!
「アイカサ」は街のあちこちにレンタル用の傘を設置しているので、すぐに借りられて便利ですよ。↓↓↓
コロナの感染が収まっていないので、使用前後に手を消毒するといいと思います。
使い捨てのような傘のあり方を一新します!という理念にも共感できますね。
こちらも実際に使ってみたので、そのうちレポートします。