新型コロナウィルスの流行とともに、デマも拡散してしまっているようですね。
我が家にも、「27℃くらいのぬるま湯を飲むとウィルスが死滅する」なんて、怪しい情報が入ってきていました。
今度は、「紙製品が品薄になる」というデマが拡散。
スーパーやコンビニの棚から、紙製品がごっそり消えてしまいました。
こんなときも、ゼロ・ウェイストは強い味方です。
さすがにトイレットペーパーは無理ですが、ティッシュやマスクなら、なんとかなりそうです。
洗える「手ぬぐいティッシュ」を自作してみる
私がごみゼロ生活、ゼロ・ウェイストを始めた当初に作ったのが、「手ぬぐいティッシュ」。↓↓↓
これは、手ぬぐいをただ切ってティッシュケースに入れただけのもの。
なかなか優れもので、かれこれ1年以上も使っています。
すごいのが、1年以上毎日使っていても、まだ一枚も捨てていないことです!
ノベルティや貰い物で余った手ぬぐいやさらしがあれば、ぜひやってみてください。
手ぬぐいティッシュのメリット
1年以上使ってみた感想としては、「快適!」「便利!」です。
具体的にメリットを挙げてみます。
- ゴミが出ない
- 吸水性が高い
- テーブルに置いてあっても不潔感がない
- 洗ってもすぐ乾く
- ティッシュがわりにすぐ使える
具体的に説明します。
1. ゴミが出ない
当然ながら、紙のティッシュのように一度使って終わりではありません。繰り返し何度も洗って使えるので、ゼロ・ウェイストにもなり、経済的でもあります。
2. 吸水性が高い
子供が飲み物をこぼしたりしたとき、とっさに紙のティッシュを使うと何枚もつかってしまいますよね。
でも、手ぬぐいティッシュなら1枚でもかなりの吸水力!コップ1杯の牛乳なら2-3枚で大丈夫です。
3. テーブルに置いてあっても不潔感がない
私は、テーブルに使ったティッシュがくしゃっと置いてあるのが苦手です。
どうにも「ゴミが残っている」感じがして、すぐ捨てたくなります。
でも、手ぬぐいティッシュなら気になりません。
こんな感じです。
柄のかわいい手ぬぐいを使えば、もっとおしゃれになるかもしれませんね……。
4. 洗ってもすぐ乾く
これも重要ですよね。
例えば牛乳を拭いたら、すぐに洗わないと臭くなりそうです。
なので、その場でさっと手洗いして干しておくと、数時間で乾いてくれます。
5. ティッシュがわりにすぐ使える
ティッシュケースに入れて近くに置いておくことで、すぐに使える手軽さは重要です。
雑巾や布巾を棚から取り出す手間よりも、さっとすぐに使えるようにしておくことが、ゼロ・ウェイストへのハードルを下げるコツだと、個人的には思っています。
手ぬぐいティッシュの作り方
以前の記事でもご紹介したので、簡単におさらいします。
1. 手ぬぐいを切る。
適当な大きさに手ぬぐいを切るだけです。
端は切りっぱなしでOK。
1年以上洗濯機でガンガン洗っていますが、多少端がほつれる程度で、十分使えます。
2. たたむ。
ティッシュと同じように、半分ずつずらして重ね、折りたたんでいきます。
3. ティッシュケースに入れる。
以上!とっても簡単です。
私のオススメは、白地よりも模様の入っている手ぬぐいです。
何度も使うなら、その方が汚れが目立ちません。
マスクも「洗えるマスク」を!
マスクも品薄で、そろそろ在庫が尽きてきそうな我が家です。
しかし、実は今回の新型コロナウィルスの感染予防の観点からは、使い捨てマスクをする意味は薄いようです。
世界保健機関(WHO)は二月二十九日までに、新型コロナウイルスの感染予防に向けたマスクなどの適切な使い方の指針を公表した。せきやくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はないとして、供給不足に拍車を掛けないためにも過度の使用を控えるよう呼び掛けた。
東京新聞webサイト(https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020030202000141.html)より引用
さらに、一般人が不適切な使用をすると、マスクによってかえって感染リスクが増大する恐れもあるそうです。
マスク以上に、手洗いやアルコール消毒、そして顔をむやみに触らないといった行動の方が、感染予防には効果があるとのことです。
そして何より、マスクが必要な感染者や医療関係者に十分に行き渡るよう、私たちも協力したいものですね。
厚生労働省からも、こんなポスターが出されていました。↓↓↓
「使い捨てマスクがないときは代用品を使おう」と書いてあります。
口を塞げるものであれば、くしゃみや咳による飛沫の飛び散りを防ぐことができるようです。
ハンカチを持ち歩いて、必要なときに口に当てるだけでも大丈夫そうですね。
布製マスクを使ってみる
そうはいっても、マスクをしてた方が安心!してないと、電車の中で白い目で見られそう……。という気持ちもわかります。
そんな方のために、一つ目の選択肢は、「布製マスクを買うこと」だと思います。
私は、こちらのマスクを購入しました。↓↓↓
手作りマスク
手作りマスクもあちこちに作り方が紹介されていますよね。
気をつけたいのは、マスクを作るために「滅菌ガーゼ」を使ってしまうと、このガーゼを必要とするケガ人などに行き渡らなくなってしまうことです。
滅菌ガーゼは傷口に使うためのものなので、口元に使うことに意味はないとのこと。
こちらの記事でも、「滅菌ガーゼを使う必要はない」と書かれていますので、他の布を使うようにしたいですね。↓↓↓
www.j-cast.comネットで話題になっているのは、芸能人の方々の手作りマスクです。
假屋崎省吾さんの手作りマスクは、畳んで紐をつけるだけ!縫う必要もありません。
今すぐにでもできそうですね。↓↓↓
同じ作り方で、端っこを縫えば、洗っても大丈夫なしっかりとしたマスクになります。↓↓↓
立体で本格的に作る場合は、こちらのサイトが参考になります。
型紙もあります。↓↓↓
また、ダイソーでは、手作りマスクの型紙を配布しているそうです。
ダイソーの端切れとゴムを使って縫い合わせることで、立体的なマスクが作れます。
ゴム紐も品薄なようですが、なければ紐で代用もできますね。
ゼロ・ウェイストは非常時にも強い味方
消耗品は、残り少なくなると不安になります。
そんなときこそ、繰り返し使えるアイテムは、ゼロ・ウェイストなだけでなく、不安を和らげてもくれると感じました。
トイレットペーパーは今のところ代用は難しそうですが、ティッシュやマスクなら他のもので十分以上に代わりにできます。
せっかくなので、これを機にゼロ・ウェイストを進めてみませんか?