相変わらず、新型コロナウィルス の影響は続いていますね。
休校状態も続いているので、給食用の生乳が余ってしまい、酪農家の方達が困っているというニュースがたびたび出てきています。↓↓↓
生乳が余ってしまって加工用に回ってしまうと、生乳として使われるよりも安くなってしまい、生産者の収入が下がってしまうのだそうです。
なので、特に生乳の消費量が増えることが大切なようです。
生乳が安い加工用に多く回ることで、3月分の農家の収入は1キロ当たり約3円下がる見通し。1日1トン生産する農家なら月約9万円の減収となる。(中略)
市販の牛乳の需要が増えれば飲用向けが増え、損失の圧縮につながる。
中國新聞HPより抜粋(https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=621667&comment_sub_id=0&category_id=113)
生乳消費を増やす取り組み
この状況を受け、さまざまな企業が生乳の消費量を高めるために取り組んでいます。
ローソンは店頭で販売するホットミルクやカフェラテを割引、食品宅配のオイシックス・ラ・大地は、一部の牛乳を割引するなど、消費者の需要を高める施策を始めました。
古代日本の乳製品「蘇(そ)」も人気に
また、ネット上でも牛乳をいつもより多く購入して酪農家を応援する動きが出てきました。
皆さんはご存知でしたでしょうか、古代日本の乳製品「蘇(そ)」を自宅で作って生乳消費を盛り上げている人たちもいるようです。↓↓↓
なんと飛鳥時代から平安時代に食べられていたものだそうで、生乳を煮詰めるだけという手軽さで人気になっています。
砂糖や蜂蜜で味をつけると、キャラメルのような風味になるそう。↓↓↓
在宅勤務の人が多くなり、じっくり料理に取り組めることもあり、普段できないレシピにとりくんでいるんですね。
ヨーグルト作りで牛乳を消費!
このような流れもあり、私も牛乳をいつもよりも多めに購入しました。
そして、前からチャレンジしたかったヨーグルト作りに挑戦してみました。
これも、ヨーグルトメーカーがあれば簡単ですが、我が家には先日の納豆作りに使った炊飯器があるので、それを使いました。↓↓↓
ヨーグルトメーカー、あると便利そうですよね。
超簡単!ヨーグルトの作り方
ヨーグルト作りに必要なものはたったのこれだけです。
- ヨーグルトの種菌
- 牛乳
- 保温容器
そして、保温時間もたったの3時間程度!納豆より、だいぶ楽に作れます。
1. 容器や道具を消毒する。
納豆のときと同じですね。発酵食品は消毒が重要です。
容器と混ぜるためのスプーンに熱湯をかけて消毒します。
2. 種となるヨーグルトを用意する。
今回は、市販のヨーグルトを種菌にして、増やす形にしました。
さまざまなヨーグルトを増やせるので、お好みのヨーグルトを使うとよさそうです。
市販のヨーグルトを種菌にする場合、どのヨーグルトを選んでもOK。おすすめは明治「プロビオヨーグルト LG21」や「プロビオヨーグルト R1」、森永乳業「ラクトフェリン」といった、小さなカップで売られているヨーグルトです。牛乳1Lに対してちょうどいい種菌の量なので、使いやすいですよ。
macaroniより抜粋(https://macaro-ni.jp/63140)
我が家は、パルシステムのヨーグルトを使いました。
3. ヨーグルトと牛乳を混ぜる
消毒した容器にヨーグルトを入れます。
そこに、牛乳を少しずつ加え、よく混ぜます。
ヨーグルト100mlに対して、400mlの生乳を加えます。
4. 保温容器にセットする
これを保温するだけ!とっても簡単ですね。
我が家は、炊飯器の「マルチ調理」機能を使い、保温します。
40℃で3時間程度保温すれば完成です。
我が家の炊飯器は、容器ごと炊飯釜に入れ、その周囲に水を入れます。
そして40℃で3時間の設定をして蓋をして、スタートするだけ。
5. ヨーグルトが固まれば完成!
3時間後、こんな感じにヨーグルトが出来上がっていました。
少し緩めですが、食べる分には十分です。
緩すぎる場合は、発酵時間を延ばすといいそうですよ。
手作りヨーグルトはクリーミーな味わい!
さっそく食べてみましょう。
手作りヨーグルトは、滑らかでクリーミーな舌触りです。
酸味も少し強めかな?という感じでした。
グラノーラとナッツを入れて朝食にしました!
満足な出来上がりです。
他の作り方も
我が家は市販のヨーグルト、炊飯器で作りましたが、他の作り方もあります。
種菌を買う
納豆同様、ヨーグルトの種菌も売っています。
カスピ海ヨーグルトやケフィアヨーグルトもあるんですね。
なお、種菌の種類によって発酵する温度がちがうようなのでご注意を。
その他の保温方法
納豆のときと同様、保温バッグや保温容器にヨーグルトの容器を入れ、40-45℃のお湯を周囲に入れて温めるという方法もあります。
3時間程度なので、これでも十分温度を保てると思います。
それ以外にも、
- 保温調理鍋
- オーブンの低温を使う
といったやり方や、
- 冬ならこたつに入れておく
- 夏なら日向に出しておく
といった方法もあるそうです。
他にも生乳消費レシピ、チャレンジします
時間さえあれば、ほとんど手間なく作れるヨーグルト。
いつもより1本多く牛乳を買ったのですが、ヨーグルト作りであっという間に消費できました。
他にも、生乳消費レシピにチャレンジしてみて、またご報告しますね!