フルタイムのワーキングマザーであることを言い訳に、手間暇かけてごみをなくす方法は、なかなか取り組めないのが現状です。
それでも、手軽に時短で、少しでもごみゼロ、ゼロ・ウェイストに近づくために、日々模索を続けています。
今回は、手作り納豆にチャレンジしてみました。
本格的に作る前に、ひとまずの試作です。(なので、ごみはちょっと出てしまっていますが……。)
うまくいったら、もっと本格的にごみゼロでやってみようと思います!
納豆はごみが多い!
栄養価が高く、体にいいと言われる納豆。
でも、あのごみ、気になりますよね……。
容器はプラスチック、そしてタレやカラシもついてきます。
毎日食べていたら、かなりのごみになります。
これはなんとかせねば……と思っていたのですが、納豆が手作りできることを発見。
意外と簡単にできるようなので、ひとまず試作してみることにしました。
納豆作りに必要なもの
納豆作りに必要な材料はこちらです。
- 大豆
- 納豆菌
- お湯
たったこれだけ!
しかも、今おうちに市販の納豆があるのなら、それを使えば納豆菌をわざわざ買う必要もありません。
大豆も、すでに茹でであるタイプを使えば、大豆を買ってきて一晩水に漬けておく必要もありません。
もちろん、こんなタイプを使うのも、ゼロ・ウェイスト的には邪道も邪道です。
ごみを減らすという本来の目的からは外れまくっています。
しかし、今回はひとまず試作として、うまくいったらもっとたくさんの大豆を仕入れて、しっかり水に漬けるところからやろうと思っています。
保温容器は水筒で代用!
納豆やヨーグルトを手作りしようとしたとき、初心者のネックになるのは保温容器だと思います。
納豆が発酵するには、40℃程度の温度が必要だそうです。
夏なら日向に出しておけば大丈夫そうですが、冬はそうもいきません。
コタツもなく、ホームベーカリーやヨーグルトメーカーも持っていない我が家で、40度に保つのは大変そうです。
以前、コンポストの発酵促進剤として「えひめAI」(納豆やイースト菌などを発酵させた液体)を作ったときは、保温に苦心しました。
保温バッグにレンジで温めるタイプの保温剤を入れ、何度も温め直して……半日がかりになってしまいました。
もう一度そんなことはできない……と思ったのですが、なんと水筒を使う方法がありました!
保温機能のある水筒で、温度を保ちながら発酵させることができるそうです。
電気代もかからないし、最高です。
もちろん、以前から愛用している水筒を使うことにしました。
(以前ご紹介した、とっても使えるヤツです。↓↓↓)
納豆の作り方
それでは、さっそく作っていきます。
こちらのサイトを参考にしました。↓↓↓
1. 道具を消毒する
納豆やヨーグルトのように、発酵食品を自作する場合は、余計な雑菌が入り込まないよう、容器や道具を消毒しておくことが大切です。
そうでないと、雑菌も繁殖してしまうのだそうです。
これも、簡単にできます。
ポットでお湯を沸かして、使う道具を熱湯消毒するだけ。
2. 茹で大豆を温める
これは、鍋で数分煮るか、水を入れてレンジでチンするだけでもいいようです。
私はレンジを使いました。
3. 納豆菌を準備する
納豆菌はネットなどで買えるようです。
しかしここでは、家にある市販の納豆を使います。
先ほど紹介した作り方のリンクでは、納豆を大さじ1杯くらいお湯に浸して、納豆菌を取り出すというやり方が載っていました。
でも、お湯に浸した納豆の粒はどうしたらいいの?ごみにはしたくないし……と悩んだ結果、納豆のネバネバだけを使うことにしました。
まず、市販の納豆を小鉢に移します。
お湯を使うので、プラスチックのパッケージのままでは不安ですね。
そして、軽く納豆をかき混ぜてから、別の小鉢に納豆を移動。
その納豆はシリコンラップで蓋をして、あとでいただくことにします♪
ここで使うのは、納豆をかき混ぜたあとの小鉢です。
いつもなら、「うわぁ……洗うの大変」と思うところですが、今はお宝です!
この容器に、先ほど熱湯消毒に使ったお湯を少し入れます。
4. 茹で大豆と混ぜる
3で取り出した納豆菌と、温めた茹で大豆をよく混ぜます。
5. 保温する
あとは保温するだけです。
水筒に先ほどのお湯の残りを半分くらいまで入れます。
その上に納豆を入れるので、まず、納豆を清潔で丈夫なビニール袋に入れます。
ジップロックも、ゼロ・ウェイスト的にはNGですね。
これは、他にいい方法を思いつきませんでした。
もし、いいアイディアがあったら教えてくださいね。
この袋を水筒の上半分に入れて、口の部分を折り返して固定します。
こんな感じです。↓↓↓
そして、ここに納豆を入れます。
6. 濡れ布巾をかける
最後は上に濡れ布巾をかけるだけです。
乾燥させないように、湿度を保ちます。
また、納豆菌の発酵には空気が必要なので、蓋はしません。
また、濡れ布巾も濡らしてからレンジでチンして、除菌したものを使いましょう。
7. 発酵させる
このまま、10時間程度発酵させて、そのあとタッパーなどで蓋をして、冷蔵庫で1-2日発酵させれば出来上がりです。
スープジャーやタンブラーでも代用できそう
保温できればいいので、もっと口の広いスープジャーや、タンブラーでも代用できそうです。↓↓↓
もらったけど使っていないスープジャーやタンブラー、あったら納豆作りに使ってもいいかも?
試食が楽しみ!
こんな感じで、10分ほどで納豆の仕込みが終わってしまいました!
発酵させて食べるのが楽しみです。
これでうまくいったら、次は本格的に大豆と納豆菌を購入して、もっとゼロ・ウェイストな納豆作りを模索したいと思います。
試食の様子もレポートしますね!
追記:試食の様子はこちら↓↓↓