順調に進んでいたかに見えた我が家のコンポスト。
しかし毎日生ゴミを投入していたら、だんだんと容量オーバー気味に。
生ゴミが基材の土の表面に出てしまい、虫が増えてきてしまいました。
そこで、プランターでのコンポストは諦めて、もっと大きな容器へお引越ししました。
コンポストに入れる生ゴミの適切な量
そもそも、コンポストに入れる生ゴミの量は、どれくらいが適切なのでしょうか?
こちらの商品を参考にしてみました。↓↓↓
エコクリーン 家庭用 生ごみ処理器 ル・カエル 基本セット グリーン
容器自体は32L、基材は10Lで、1日300gの生ゴミを処理できると書いてあります。
もう一つ、段ボールコンポストの容量も見てみました。
神戸市のHPで紹介されている内容を見ると、基材20Lの場合生ゴミは1日500-600g入れられると書いてあります。*1
我が家のプランターはおよそ10Lの基材を使って始めました。
そして、目算ですが毎日200g程度のゴミを出していたと思います。
上の商品と比べても、特に問題ない量に思えます。
それなのに、もはやゴミを基材で隠すことが難しくなってしまいました……。
臭いもやや気になるし、コバエがたくさんたかってきています。
このままコバエが卵を産んで繁殖したら、恐ろしい地獄絵図になりそうです。
もしそうなったら、小心者の私はコンポストに挫折しそうです!
コンポストの容量を拡大
ゴミの分解が間に合わないのか、かき混ぜていて土がこぼれるようになってしまっていたので、ここで思い切ってコンポストを拡大することにしました。
基材の量を増やすことで、生ゴミをしっかり隠したいのです。
容器は、子供のオムツが入っていた巨大段ボールを使うことにしました。
二重構造でないので、内部を補強します。
以前もらった不織布の大きなバッグを内側に入れます。
これなら、通気性もあり、土がこぼれず、段ボールに水分が染み込んで破れることを避けられそうです。
こんな感じで簡単に固定しました。
これまで使っていたプランターコンポストの土を、防虫ネット(洗濯ネット)に直接入れて、段ボールの中に入れました。
これで、基材の全体をよくかき混ぜたいときも、楽に混ぜられます。
そして、上から基材となるピートモスともみ殻くん炭をおよそ10L追加しました。
トータルで20Lのコンポストになります。
前回の反省を踏まえ、今回は最初から水と米ぬかも加えました。
さらに、ダイソーで1個200円だったキャスター付き花台を2個、下に置きます。
これで、段ボール下の通気性を確保しつつ、移動も簡単にしました。
こんな感じになりました。
見た目はアレですが、容量が大きくなって、土もこぼれなくなり、その点は満足です。
土の量が増えたので、生ゴミが表面に露出しなくなりました。
ただ、まだコバエはいるので、その対策はまた考えたいと思います……。
キャスターつきの花台、普通に買うと結構お高いですね。
ダイソーってすごいです……。
大きいコンポストも順調!
大きいコンポストにしてからも、発酵は順調に進んでいるようで、白カビがたくさん生えています。
そして、気温が下がってきた最近では、コンポストの土を触るとほんのり暖かいです。
これも、もっと温度が上がって50-60℃くらいになれば、虫の問題も解決するのですけどね。
温度が上がるようにがんばっていきたいと思います。
以前もお話しした、高温で活躍する放線菌。
この菌がコンポストの発酵の主役であり、放線菌が増殖することで高温に達するのです。
この放線菌、腐葉土の中にもいるらしいので、植物を植えたプランターを見てみると……いました!
この白くなっているのが放線菌なんだそうです。
ちょっと拝借して、コンポストに混ぜ込んでおきました。
しっかり増殖してくれるといいな〜と思っています。
堆肥を自治体が回収
さて、コンポストを大きくすると、その分できる堆肥も増えます。
我が家のようにベランダだと、堆肥の使い道はそう多くありません。
実家の庭などに撒くという手もありますが、どうやら自治体で回収してくれるようです。
私の住んでいる都内の自治体では、区民センターでのイベント時に不用園芸土の回収が行われており、自宅のコンポストで作った堆肥も回収してくれるそうです。
数ヶ月に一度のチャンスではありますが、定期的に開催されるイベントなので、余った堆肥はここに持ち込もうと思います。
これは、自治体の広報紙で知りました。
ゴミの元にはなってしまうのですが、広報紙はいろんな情報が載っているので、じっくり目を通したいですね。
他にも、子供服や絵本の交換会、家電や廃食用油の回収などもあるので、みなさんも地元の情報をチェックしてみてくださいね。
*1:神戸市HP「生ゴミを肥料にリサイクル!(段ボールコンポスト)」http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/waketon/shirumanabu/namagomi/danball.html