買物でゼロ・ウェイストを徹底するのは難しい!というのが前回のお話でした。
近所に量り売りのお店や、パッケージをあまり使わないお店があればいいのですが、まだまだ少ないのが現実。
かといって、毎回遠くのお店まで行くのも現実的ではないし、通販だと、ダンボールなどの梱包材が結局ゴミになってしまう。
今回は、そんなお買物の悩みを少しでも減らせる、宅配サービスの利点をご紹介したいと思います。
食品宅配サービスをうまく使えば、ゼロウェイストになる
我が家では、私が妊娠してから使うようになったのがパルシステム。
特に大きな理由はなく、買物が楽になりそう、子供に食べさせても安心そう、というくらいの気持ちで導入しました。
生協(コープ/COOP)の宅配パルシステム注文サイト(インターネット注文はこちら) |インターネットでお買い物&コミュニティ
使い始めて2、3年たちましたが、改めてゴミゼロ活動の視点から考えると、リサイクルやリユースにも積極的なサービスなのです。
このシステムや商品をうまく活用することで、今よりゴミを減らすことができそうです。
もちろん、他の宅配サービスでも同様の活用が可能だと思います!
CO-OP系のサービスは、概してリサイクルやリユースに積極的に取り組んでいるようです。
パルシステムの3R活動
パルシステムでは、容器や梱包材のReduce・Reuse・Recycleの3R活動をしているそうです。
- Reduce(リデュース):商品パッケージのプラスチックが少なくなる工夫がされています。
例えば、冷凍の餃子や魚を買うと、発泡スチロールのトレイを使わずにビニール袋だけで包装されています。
もう一つ、私のお気に入りは、トイレットペーパーです。
紙芯がないので、使い切っても芯を捨てる必要がなく、ゴミが出ません。
芯を捨てに行く手間も減って、ありがたい商品です。
「り・さいくりんぐ」トイレットペーパー・ティシュシリーズ | 生協の宅配パルシステム
- Reuse(リユース):ジャムやめんつゆなどのガラス瓶を回収して、洗浄して再利用してくれます。
ジャムは以前から知っていたのですが、今回ちゃんと調べたら、みりんやめんつゆやお酢なども回収してくれるようです。
次から、パルシステムで買うようにしてみます。
そういえば、配達の際の入れ物も、発泡スチロールの箱をリユースしてくれています。
宅配サービスによっては、ダンボールで毎回届くところもあるようなので、気をつけたいですね。 - Recycle(リサイクル):牛乳パックやヨーグルトのパック、卵のパックも回収してリサイクルしてくれます。
これも見落としていたのですが、子供の飲む小さい野菜ジュースの紙パックや、お米の入っていたビニール袋も回収してくれるそうです。
今後はしっかりリサイクルしていこうと思います。
詳しくは、こちらの動画で紹介されています。↓↓↓
一人ひとりが環境を守る担い手になる。~パルシステムの3R活動~ 生協の宅配パルシステム
「どこで買うか」が大切な意思表明に
パルシステムの回し者みたいになってしまいましたが、ちがいます(笑)。
同様のCO-OP系のサービスや、他の環境意識の高い宅配サービスでも、うまく活用するとゴミを減らすことができそうですね。
同じジャムや魚を買うのでも、買う場所を選ぶことで、ゴミを減らすことができます。
同時に、そのサービスを提供する企業や組織のビジネスを支え、「私たちはこのサービスを支持します」という意思表明につながるのですね。
こうして、支持者が増えていけば、さらにサービスが広がり、充実していきます。
そのためにも、「もっとこうだったらいいのに」という声は、どんどん伝えましょう!
生活者の声で、いいサービスはもっとよく、もっと便利に、育っていくのだと思います。
※2018.9.28更新