ゴミゼロ生活への道

家庭でゆるくゼロ・ウェイストを実践するブログ

ゼロ・ウェイストなお買物

スポンサーリンク

f:id:yuyurintan:20180809110943j:plain

ゴミゼロ生活、いよいよスタートしました。

今回は「買物の際にゴミが生じるのをいかに減らすか」について考えてようと思います。

これは、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』でベア・ジョンソンさんが提唱している、ゼロ・ウェイストの原則「5R」の中の最初の取り組み「Refuse(リフューズ)」に当たります。

 

ゼロ・ウェイストの原則「5R」:最初はRefuse(リフューズ)

ゴミを減らしてゼロに近づけるための原則、それは「5R」です。

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』の文章を参考に、私なりに解釈してみました。

ゼロ・ウェイストの5R

① Refuse:不要なゴミが家に入ってこないように「断る」

② Reduce:やがてゴミになるような家庭内のものを「減らす」

③ Reuse:買ったものは繰り返し使う

④ Recycle:①②③ができないものはリサイクルする

⑤ Rot:可能なものはすべて堆肥化

 

これを生活のいろんなプロセスで取り入れて、ゴミゼロを目指していくのです。

買物で大切なのは、一番最初の①Refuse(リフューズ)にあたる取り組みです。

毎日、買物するたびに家庭に入って来てしまうゴミを、いかに減らしていくか、考えてみたいと思います。

 

買物でゴミを減らす

日々の買物では、お店でもらうビニール袋や商品のパッケージ、プラスチックトレイ、ダンボールといったゴミが、どうしても家庭に入って来てしまいます。

これを減らしていくのがゼロ・ウェイストの①Refuseです。

前回の記事でも「初心者の取り組み」として紹介した、

  • 水筒を持ち歩くことで、ペットボトル飲料を買わずに済ませる。
  • エコバッグを持参することで、ビニール袋を断る。
  • スタバやタリーズに行くときは、タンブラーを持参して、プラスチックや紙のカップを使わない。
  • コンビニでのプラスチック食器を断る。

といった内容がこれに当たります。

www.zero-waste-life.com


簡単なようで、なかなか徹底するのが難しいのがこのRefuseです。

なぜなら、スーパーでは野菜も肉もチーズも石鹸も歯ブラシも、全部パッケージに入っているからです。

ビニール袋を断っても、大量のゴミが出てしまいます。

 

私の初歩的な失敗

お恥ずかしながら、前回の記事で「ダイソーのシリコン製ラップがいいらしい!」と書いてさっそく買いに行ったのですが……大失敗してしまいました。

f:id:yuyurintan:20180809112746j:plain

見てください、左側の大量のゴミ……(右側が商品です)。

このラップをどれくらい使い倒せば、このゴミの分を相殺できるのでしょうか。

ゴミゼロ生活のために、新たなゴミを増やしてしまう。

このジレンマ、やったことのある人なら一度は経験していると思います。

ここで、「買わない」という選択をするべきだったのかもしれません。

せめて、もっとパッケージの少ないものを探すべきだったのでしょう。

その勇気が問われるのが、Refuseの取り組みなのかもしれません。

 

普段の買物で、少しでもゴミを減らすために

買物のゴミをなくすために、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』では、量り売りのお店を探し、保存容器や布袋を持参して、そこに商品を入れて買うというスタイルを紹介しています。

肉でさえ、保存容器に直接入れてもらうというのですから、かなり勇気がいります。

しかも、自分の家のそばに量り売りのお店があるとも限りません。

量り売りの店舗を探せる「BULK FINDER」

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』のウェブサイトで「BULK FINDER」というサービスがあり、そこで自宅のそばの量り売りの店舗を探すことができます。

https://app.zerowastehome.com

日本も対応していて、私の自宅近く(東京都内)を探してみましたが……あんまりありませんね。

都内だと、ビオセボンやファーマーズマーケットなどが載っていました。

また、ここに載っていないお店でも、昔ながらの八百屋さんや魚屋さん、豆腐屋さんでパッケージフリーの商品を買うことができるかもしれません。

 

ecostoreのレフィルステーション 

もう一つ、耳寄りな情報をミニマリストOLさんの記事で発見しました!

ニュージランド発の自然派洗剤ブランドecostoreでは、量り売りをしてくれる店舗があるそうなんです!

65sqm.hatenablog.com

レフィルステーションになっている店舗だと、100mlから好きな容器に入れられるそうです!

これは行ってみるしかありません。

公式ページはこちら↓↓↓

ecostore.jp

 

※追記:このあと、実際にお店に買いに行ってみました!その使い心地などのレポートはこちら。↓↓↓

www.zero-waste-life.com

 

より良い選択をするのが第一歩

本当にゼロ・ウェイストを徹底するのなら、洗剤や加工食品は自分で作る、という方法もあると思います。

しかし、働いていたり子供がいたりすれば、なかなかすべてを実施するのは難しいでしょう。

でも、パッケージの少ない商品を選ぶ人が増え、量り売りを希望する人が増えれば、スーパーに並ぶ商品も変わってくるかもしれません。

少しずつ、より良い選択をしていくことが、消費者からの意思表明になるのではないでしょうか。

まずは、できることから。

ゆっくりと、取り組んでいきたいと思います。

 

※2018.9.26更新