ゼロ・ウェイストも2ヶ月目ということで、いよいよコンポストを導入することにしました。
先日の記事でお話しした通り、夫と相談して、手作りのコンポストを作ると決めました。
『ゼロ・ウェイスト・ホーム』で提唱されている、ゼロ・ウェイストの基本原則「5R」。
いよいよ、その中の「Rot(ロット)=堆肥化」です。
手作りコンポストにした理由と不安点
先日のコンポストの記事では、いろいろなタイプのコンポストを検討しました。
その中で一番よさそうなのは、手作り段ボールコンポストでした。
メリットとしては、
- コストが少ない
- 少ない材料で簡単に作れる
という点が魅力でした。
すぐに始められて、失敗してもコストが少ないので、再挑戦もしやすそうです。
デメリット・懸念点は、
- 二重構造の厚手の段ボール箱が必要
- 土を買ってくるのが重い(都会なので、電車で運びます……。)
- 臭いが防げなそう
- 虫が湧きそう(防虫ネットも手作りします。)
- ベランダに置くので、雨に弱いのが心配
- 見た目がイマイチ
- 使い終わったときに、段ボールのゴミが出る
ということでした。
このポイントを解決するために、段ボールでないものを利用してコンポストを作ることにしました。
それも、できるなら新たに買うことなく、今あるものを再利用したいと思いました。
プランターでコンポスト作り
インターネットで探してみると、さまざまなものでコンポストを手作りしている方がいます。
バケツやランドリーバッグ、園芸用の土の袋、そしてプランターです。
実家にプランターが余っているというので、分けてもらいました。
これでコンポストを作ってみることにします。
作り方は、こちらを参考にしました。↓↓↓
大切なのは、空気を取り込む穴、中に入れる基材となる土、そして防虫カバーです。
底網付きのプランターを買うと便利です。↓↓↓
アイリスオーヤマ プランター レリーフプランター 650 テラコッタブラウン
プランターコンポストの作り方
用意するもの:
- プランター
- プランターの底網
- 基材の土(ピートモス、籾殻くん炭)
- シャベル
- 洗濯ネット(サイズの大きいもの、防虫カバーにします。)
1. プランターに土を入れる。
10Lくらい入るサイズのプランターでした。
こちらに、ピートモス:籾殻くん炭=6:4くらいの割合で入れ、よく混ぜます。
プランターの底には底網を敷いて、通気性を上げています。
2. 洗濯ネットの中にプランターを入れる。
100円ショップで毛布用の洗濯ネットを買いました。
プランターがすっぽり収まって、開口部も大きくてバッチリです!
閉めるとこんな感じです。見た目はイマイチですが、虫は防げそうです。
たったのこれだけ完成!
こんな簡単で、本当にうまくいくのか、ちょっと心配になります。
プランターコンポストの使い方
拍子抜けするくらい簡単に作れたプランターコンポスト。
さっそく、今日出た生ゴミを入れてみました。
今日はそんなに生ゴミが出ませんでした。
コーヒー殻やリンゴの皮など、約170gです。
1. プランターの左半分に穴を掘り、ゴミを入れる。
プランターは横長なので、左右で分けて交互に使っていきます。
大きなプランターなら、3分割してもいいと思います。
2. 上から基材を被せる。
ゴミが表面に出ないように、しっかりと被せます。
3. 次の日は、全体をしっかりかきまぜてから、右半分に穴を開けてゴミを埋める。
こうして、交互にゴミを埋めていくと、少しずつ分解されていくようです。
分解が進まなければ、促進するような栄養を足してあげる必要があるみたいです。
さて、無事に分解してくれるのでしょうか……。
初めての手作りコンポスト、うまくいくか?
こんな感じで、とっても簡単にコンポストができてしまいました!
しかも、基材の土とシャベルと洗濯ネットを買っただけなので、コストも2千円しなかったくらいです。
これでうまく行けば万々歳なのですが……。
あまりに簡単なので、本当に分解するのか、心配です。
また経過報告しますね!